由良 環写真展 TOPOPHILIA CITIES -After sunrise・Before sunset-

by Shogo

連日オリンピックで睡眠不足が続いている。昨夜も、なでしこJapanの応援で起きていたのだが、あまりにはらはらだったので終わった後も寝つけずに。今日が土曜日だから寝つけないということもあるかもしれない。夜明けに写真を撮りに出かけてからようやく寝たが、いつも通りに忠犬エルは起きるので寝ていられなかった。

それはともかく、なでしこはベスト4で、これからフランスと、その後は多分アメリカになる予定。あと2試合で金メダルだ。

週初めに、ニコンサロン銀座の写真展が終わってしまうというので最終日に駆け込んだ。 由良 環という人は知らない写真家だが、世界各地の大都市を4x5で撮った写真が展示されていた。写真は同じ場所の朝と夕方の2点が展示されている。朝と夕では光の方向が違うので同じ場所であっても違う印象の都市が見える。面白い写真で真似してみたくなる。

この写真を撮っている基準が厳しくて、一か月滞在して25日間撮影。季節は春か秋で撮影時間は夜明けから1時間以内、日没まで1時間以内に撮るという厳しい条件だ。機材は4x5のフィルムでカメラの高さも160cmと決まっている。同じ条件で撮られた都市は、環状線の高速などが写りこんでいることもあり、あまり、特定の都市の印象はない。それが都市の普遍性を表現している気がして好もしかった。特に滞在しているそばの同じような場所の光の様子だけを撮っているので、同じ場所の光の違いというセットの写真は面白い。写真の面白さは、光を見ることだと、改めて納得した。唯一残念なのはせっかくフィルムで撮っているのにスキャンしてデジタル出力していること。アナログプリントした同じ写真展を見てみたい。

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