銀座ニコンサロン 樋口徹写真展「五冊の余熱」

by Shogo

年末以来、忙しくて写真展にも展覧会にも行っていない。国芳展も行ってきた娘に聞くと非常な混雑らしい。もうひとつ行きたい国立博物館の「清明上河図」も二時間待ちとか聞いたので二の足を踏んでいる。もう24日で終わりだから無理だった。

最近行ったのは、先週の銀座ニコンサロン。通りかかったので期待しないで入ってなかなか良い写真展だった。何と言うのか写真の一点一点に引き込む力を感じた。なぜか分からないが、写っているものは普通の物だから構図とか光の使い方が違うのだろう。

ただ、残念なのはカラーやモノクロ、フォーマットも各種となんか落ち着かない。一枚一枚の写真は良い感じなのだが、その余韻もなく次の写真で別世界に連れ去られる感じだ。 五冊の本に触発された写真ということなのだが、せめて一冊一冊のシリーズの中ではフォーマットは統一してほしいと思った。それは個人的な趣味というか思い込みの世界かもしれないが、でもともかく写真は良かった。

この週末もどこにも行けない。寒くて行けないではなくて、事情があって行けないが、 でも寒いのも寒い。長い間降らなかったが、その埋め合わせのように毎日雨が降っている。今日も雨だからエルも散歩に行けず、カメラの出番もない。

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