新しいカメラ

by Shogo

どうも「弱り目に祟り目」 という言葉が浮かんできてしまうが、リーマンショックから始まった経済危機は東北大震災、ギリシャ危機、タイの洪水と様々な出来事が起こるようになって問題は大きくなってきている感じがする。また政治の対応力の問題もあると思うがそれは言うのを止めよう。

タイの洪水のお陰で多くの日系企業が操業停止に追い込まれ業績に大きな影響が出そうだが、カメラ関係でもソニーやニコンはすでに新製品の発売延期などに追い込まれているようだ。

個人的にはデジカメに興味はないので、どんな製品が出ても遅れても問題は無い。それよりもフィルムの製造がいつまで続くかの方が大きな問題だ。

それでもデジカメに新製品に驚いたのは、Lytroというカメラ。ピントが後から変更できるそうだ。今のデジカメでもRAWで撮っておけば露出やホワイトバランスを後から替えられるので、その失敗はないがピントだけは無理だった。LytroはRAWにおける光量や光の温度をすべて記録するように、距離情報をベクトルとしてすべて記録しておけるようだ。

Lytro.com で写真が見られるがカメラ本体がスクエアな棒のような形状で撮れる写真もスクエア。カメラと言うより望遠鏡のような感じだ。これを使えば後から窓枠か外の景色かどちらにでもピントを合わせられるので、ピントの位置が別の方が良かったということが無くなる。

でも、それもなんだかつまらない気がしてくるのがひねくれ者だからだが、フィルムで撮ってすべて変更できないというほうが写真らしいと思うのは時代について行けないからだろう。

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