今日美術館

by Shogo

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最近行っていない今日美術館の辺りまでまで行った。今回は別件なので、今日美術館に入らなかった。

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開発が進んでいるのか、前には無かったストリート・アートのようなものがたくさん設置されていた。

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今日美術館の場所は国貿(ゴウ・マオ)の少し南側。歩いても行ける距離だが歩くと20分くらいかかるかもしれない。国際貿易センターの第三ビルが左に、CCTVビルが右手に見えている。

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今日美術館は、中国初の民間の美術館だ。様々な企画展を行っているが、企業のイベントなど行われる。オリンピックの期間中には、アディダスがオリンピックの歴史と過去のスポーツ用品などの展示を行っていた。

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元倉庫の煉瓦造りの建物が今日美術館。目印は屋上に腰掛ける人形と前庭の銀色の像。

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常設なのかどうか分からないがインスタレーションのようものもあった。

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オリンピックの少し前にはこのような作品は外には設置されていなかったので、オリンピック用かもしれない。

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これは、大山子789芸術区にも同じ物がある。右手は今日美術館のカフェ。

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モダン中国アートを代表する岳敏君(Minjun Yue)。岳敏君の作品は北京の至るところで見ることが出来るが、この像を見ることが出来るのは、私の知る限りここと大山子789芸術区だ。

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岳敏君の作品はサザビーなどで数億円で取引されるようで世界的な人気があるらしい。彼の成功が引き金になって中国の若手のモダンアートの作品はかなり高額で取引になっている。私も二人気になるアーティストがいるが、私が知っているということはすでにかなり有名で作品は手の届かない高額だ。

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彼の自画像というこの顔がどの作品にも登場するので一目見て彼の作品と分かる。

中国のモダンアートが成功しているのは、もちろんバブルの側面もあってお金持ちが土地や株だけでなく、アートも買い漁っているからだ。ただ、日本のバブルと違うのは中国人は自国の若手アーティストの作品を買ったことが現在の状況の要因らしい。

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絵画でもインパクトがあるがこのような巨大かつ銀色になっているとかなりのインパクト。

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周辺はたくさんのビルが建てられていて、芸術区として開発されているようだ。もしかすると今日美術館の経営者は不動産会社かもしれない。国貿の南の寂しい場所を芸術を梃子に開発を進めようとしているのかもしれない。

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 この周辺は地元の人が行くレストランが並び、空き地も多いのでタクシーがずらりと並んで運転手が休憩している。夜ここまで一人で歩いてくるのは止めた方が良いような寂しい場所だ。

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国貿からも遠くはないので、すでにたくさんの住宅やオフィスのビルが建てられているが、まだ空室が多そうな感じがした。上の写真の第三ビルの左のビル群は建外SOHOのエリア。

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