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貴州旅行の続き。凱里から雷山に向かう途中でいくつも苗族の村に立ち寄る。今回の写真は、DaTang。Daは大、Tangは土に唐という漢字。あまり大きくなく観光化されていない村のようだ。他に観光客もいない。村の中心を川が流れて、川と平行に街道が通っている。辞書で調べるとTangという字は堤や池を意味するようだ。街道に面して少し商店や食堂が並ぶ。子供以外に出会うこともなく、無人のような村の中を歩き回った。
後で考えると、子供以外に誰にも会わなかったのは、大人はみんなどこかへ働きに出ているか、田畑で働いているからだろう。それでも人に会わないというのは不思議な感じがした。
この村もそうだが苗族の村は一軒一軒が大きくすべて木造の二階建て。北京の庶民の住居がレンガ造りの平屋なのと対照的だ。詳しくは分からないが苗族は大家族主義なのだろうか。