マイクル・コナリー(Michael Connelly)の本がKindleで買えなくなってしまっていて理由が分からなかった。単純にKindleでは売らない契約をappleとかとしたのかもしれないと思っていた。電子本のプラットフォーム競争のための囲い込みかと思っていたのだ。
それがふとしたことから解決した。Kindleのライブラリーの整理のためにサイトを見ていた時に、Country Settingsに気がついた。クリックすると居住が日本になっていた。これをロンドンのアドレスに変更してMichael Connellyのページを見てみるとKindle版の販売がされている。その前まではなかったものだ。つまりMichael Connellyの本は日本居住者にはKindle版では売られていないということのようだ。理由はまだ分からないが、それはどうでも良い。
さっそく、買えなくなっていた頃からの本を購入。2011年以降の3冊を購入。Michael Connellyの小説はシリーズがいくつかあるが大事なのは書かれた順番に読まなければいけないということ。シリーズが別でも登場人物が交錯して登場して、そこで前に起こった事件について語られるし、前の出来事が分からないと人間関係や感情などが分からなくなってしまう。
年に2冊はでていて、主要なシリーズの第一番は、ハリー・ボッシュのシリーズだが、最近はハリーの異母兄弟のミッキー・ハラーのシリーズも増えてきた。今回購入したのは、
The Fifth Witness (2011) (one page brief appearance)
The Drop (2011)
The Black Box (2012)
このうち The Fifth Witnessはミッキー・ハラーのシリーズだ。ハリーも1ページだが登場するようだ。何年振りかで楽しみだが、間があいてしまったのはペーパーバックを買えば良かっただけだが最近は厚い本は持ちたくなかったからだ。居住者のセッティングを変えれば良いなどということは分からなかった。ネットはグローバルだが、著作権やその許諾やマーケティングなどということはまだまだ国単位ということのようだ。