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碑林博物館を出た後、街の中心部に向かって歩き出す。最近人工的造られたような街で北京の瑠璃廠のような感じだ。同じように書とか書道の道具が売られている。
丁寧にではないがなんとなく店などを覗きながら歩くが、特に欲しいものがあるわけではない。歩いて行くと路地の一角で書を書いている人がいた。ところで書を書くという表現は正しいのだろうか。書をするというべきなのか。後で調べてみよう。ともかく皆さん真剣に書いているので写真を撮っているのも気がつかない様子だった。漢字の母国はまだまだ漢字に関する文化が豊かなように思った。碑林博物館を見た後だからよけにそう思ったのだろう。
9月に入って朝晩は過ごしやすくなった。エアコンも必要なくなって快適だ。そう言えば、電気の使用量が届いたが、835kwhにとどまって、昨年の1,430kwhと比べると41%の削減だった。今年は昨年ほど暑くなかったということもあるが、エアコンを我慢したり、使っても28度で使うなど削減に努力した効果はあったようだ。原発無しで夏を乗り切るということに少しでも貢献できて満足している。