PK戦の重要さ

by Shogo

今朝はワールドカップの試合がなく、この1ヵ月ほどの毎朝の日課がもうすぐ終わることを実感させられる。残っているのは、あと4試合。明日の朝のアルゼンチン対クロアチアと明後日の朝のフランス対モロッコ。それから、三決と決勝だけだ。

メッシのワールドカップは飯どうなるのか。日本を破ったクロアチアはどこまで行くのか。アフリカ勢初の準決勝進出のモロッコは決勝にでるのか。フランスの連覇はなるのか。今までに連覇を達成したのは2カ国。イタリアとブラジルだ。イタリアは自国開催の1934年大会と1938年フランス大会で、ブラジルは1958年スウェーデン大会と1962年チリ大会で連覇を達成している。すでに、60年も前の話だ。だが、フランスも達成しそうな感じだ。それに、ムバッペのプレーをもう少し見たい。

どのような結果になっても、日曜日の夜には全て終わる。4年の1度のお祭りの終わりだ。日本代表は予想以上の結果を残したが、あそこまで行ったからには、ベスト8までと思ってしまう。残念な気持ちもあるが、また4年後だ。

4年後の2026年、カナダ・アメリカ・メキシコの初めての三カ国共催のワールドカップとなる。次回より48チームのフォーマットで行われる。現時点では、3チープの1グループで、16のグループに分かれて1次リーグを戦うことになっている。これに対しては3チームの中の2チームが談合で引き分けて、両チームが決勝トーナメントに進むことができる問題が指摘されている。そのために4チーム1グループで12のグループに分けるべきだと言う新しい意見が出ているようだ。

しかし、この案になると試合数は、今までの64試合から104試合まで拡大される。そうなると、ヨーロッパのチームやリーグから、長い大会期間について異議が出そうだ。この問題は大きく、ヨーロッパのチームやリーグの意向をFIFAも無視できないであろう。

だから、3チーム1グループで進めて1次トーナメントでも引き分けをなくす方法がとられそうだ。その場合には1次リーグからPK戦が導入される。今回、日本が負けたPK戦だ。1次リーグにPK戦を導入して引き分けをなくせば2チームが引き分けて決勝トーナメントに進むことは防げる。そう考えると、3チームの16グループで、一次リーグから引き分けをなくすフォーマットだろう。

今大会もPK戦で決着がついた試合が多い。出場チームの実力が拮抗している状況では、PK戦まで、もつれ込む可能性は高いからだ。

しかし4年後はどうだろうか、32チームから48チームに拡大することにより、多少実力の差のあるチームがワールドカップ本大会に出場することになる。このために一次リーグでの引き分けをなくせば、ある程度は試合内で決着がつく可能性もある。

だが、決勝トーナメントとなれば別だ。今大会と同じようにPK戦が重要だ。今後の日本代表の課題としてはPK戦も考えているだろう。4年後に向けて、何か準備を始めていると思う。サッカー少年もPK戦の練習を始めていそうだ。

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