2カ月間の春休みもそろそろ終了。コロナ 禍の収束で、人と会うことの多い春休みだった。体重計に乗ってみると、少し体重が増えている。同じように散歩をしていたつもりだったが、運動量が少し減っているかもしれない。
そんなこと思っていると、フィットネス(健康や体力の程度)の評価についての記事を読んだ。その記事によれば多くの人は体重だけでフィットネスを測っているが、これはフィットネスの指標ではないと言う。その理由の1つは、筋肉は脂肪よりも密度が高く、重いので、筋肉をつけると体重が増えることもあるからだそうだ。
ノースカロライナ大学の助教授によれば、フィットネスとは、心臓、肺、心血管系が効率的に酸素を供給し利用することと定義できると言っている。この定義には体重は含まれていない。
体重以外にフィットネスを測る方法としては、いくつか紹介されていた。
まず、評価方法の一つは、心拍数だ。一般的に安静時の心拍数は1分間に60から80回。これが80回を超えている場合には、フィットネスの程度が低く、運動することにより下げる必要がある。
もう一つは、心拍の変動性で、心拍数数が運動等の負荷がかかった場合に1回の拍動でどれだけ変動するかを測定することだそうだ。この変動が大きいと心血管系の健康状態が良好だと言う。今使っているFitbitはそのような高度な機能が含まれていないので、この数値は測れない。
別のフィットネスの程度を測る方法としてVO2 maxがある。これは一昨年体調崩した際に病院で受けたテストだ。鼻と口にマスクをつけて自転車をこいでテストした。心臓と肺が酸素を取り込み、全身に分配し、細胞のエネルギーに変換する能力を測定するという。受けたテストの評価数値をもらっていないが、健康的には問題ないと言われた。今度、病院に行った時にその数値をもらった方が良いかもしれない。
このVO2 maxのテストはどこでも受けれるものではないが、簡単な方法があるようだ。方法は簡単で3分間のステップテストを行って、5秒以内に心拍数を測って評価する方法のようだ。
まず、30cm程度のステップを1分間に24歩、合計3分間を行う。
そして、運動終了後5秒以内に、安静時心拍数を60秒間測定する
この脈拍数が、60代なら110程度以下であれば、問題ないようなので早速やってみる。
もう一つのフィットネスを測る方法としては、何らかの運動を行ってそれが一定期間内に何回できるかをの記録をとっていくことだ。例えば、プランクを何分間続けられるかを調べ、その後定期的に行うことにより、フィットネスの程度が上がるのか下がるのかわかる。
この記事の中で、一定時間内に何回バーピー(Burpee)ができるかを記録するとあった。バーピーを調べてみるとなかなか激しい運動だ。立ってしゃがんでジャンプしてという5つのステップの運動で、一回もできるかどうか疑わしい。だが、トライする価値があるかもしれない。これが、今の回数よりできるようになれば、フィットネスの程度が上がっていると評価できる。
いくつかフィットネスの程度を調べる方法が紹介されていたが、最後のその時点の自分の体力でできることを記録して、その後定期的に、それが増加するのか減少するのかで、その時点のフィットネスの程度を測るというのが良さそうだ
とは言う物の生来の怠け者なので、本当にやるかどうかは現時点ではわからない。新しい学期が始まると忘れてしまっているのかもしれない。とりあえず今日はバーピーを少しトライしてみよう。