オーロラが各地で観測

by Shogo

今週に入って北米とヨーロッパでは広い範囲でオーロラが見えたそうだ。いくつかのニュースが緑色のオーロラの光のカーテンのような映像を伝えている。

オーロラは、太陽から放置された粒子が、地球の磁場の周りの粒子と衝突することによって発生するそうだ。先週の金曜日に太陽は大きな質量の粒子を放出したとアメリカ大洋大気庁が発表している。このエネルギーの塊が、日曜日に地球に達して磁気嵐を発生させだそうだ。このようなことが起こると、オーロラは、低緯度の地域を含む広い範囲で観測され、磁気嵐の規模によっては赤道付近でも見られることもあると言う。

知らなかったが、太陽には11年の周期があるそうだ。11年ごとに太陽の活動が活発になり、今回のような大きなエネルギーが放出されることがある。しかし、この周期は2019年から始まっており、今年はまだ4年目のために本来なら、大きなエネルギーが発生する確率は低いはずだった。アメリカ大洋大気庁によれば、大きなエネルギーの放出は11年の間に100回程度起こるそうだから、周期の中間のタイミングで起こるのだろう。

今回のオーロラは、磁気嵐の規模が大きく広い範囲で観測された。普段はオーロラが見えない、緯度の低いアメリカの北部やイギリスの南部でも見ることができたそうだ。もしかすると、北海道北部でも見えたのかもしれないが、そのようなニュースはない。最近の例では2000年から2004年にかけて、と2015年にオーロラが北海道北部で観測されたそうだ。古くは、1958年には北海道だけではなく、広島県や山口県からオーロラ観測されたと言う記録もある。

今回のような広い範囲でオーロラが見られるような現象は、太陽のエネルギーによる地磁気嵐が起こっているためであり、この現象は船や飛行機で使われている高周波無線に障害を与える可能性もあるそうだ。障害の程度がわからないが、無線通信に雑音が入る程度なら良いが、運行に影響があるようなことではあるといけないと思ったが、どうやらそうではなく、運行に影響を与えるほどの磁気嵐ではなさそうだ。

二、三度飛行機からオーロラを見たことがある。すべてヨーロッパに行く途中か帰りだったから、ロシア上空で見ていたのだろう。今回のニュースや映像で見るようなきれいなものではなく、言われてみれば、緑色の光が見える程度と言うことで、たいした感動もなかった。

今日は大雨のようで、朝からも雨が降り続いているために、散歩に行けそうにもない。授業がない日なので、雨の中、大学まで行くかどうか迷っている。

You may also like

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください