Facebook Marketplace

by Shogo

アメリカでFacebookが若者に使われていると言う見出しを読んで不思議な気がした。それで記事の中身を読んでみると、Facebookの中古品販売サービスのFacebook Marketplaceを若い人が利用しているという話だった。

最近はあまり使っていないが、Facebookのアカウントを持っている。だが、Facebook Marketplaceは知らなかった。アプリを開いてみると、画面の下のメニューに、大きくFacebook Marketplaceされていた。知らなかったが、2022年12月より日本国内で利用できるようになった。まだ、新しい機能ということで日本では認知が進んでいないようだ。

しかし、アメリカでは中古品のマーケットとしては、eBayに次いで2位の利用サイトだ。米国で中古ショッピングのための最も人気のあるサイトの調査で、2022年に、調査対象の米国の消費者のほぼ3分の2がeBayで中古品を購入したと答え、北米で中古品の最も人気のあるサイトとなっているが、Facebook Marketplaceは回答者の55%で2位、続いてOfferUpが24%だった。eBayは人気なのは理解できるが、日本人の感覚からはFacebook Marketplaceの55%は驚きの数字だ。

55%もの人がが利用しているのは、手数料無料で、家具や家電などの高額商品も売買されていて、地域密着型だからのようだ。多くの取引が手渡しで完了しているという。このあたりは、Facebookが実名登録が多いので、取引には安心感があることが理由なのだろう。

Facebook Marketplaceが日本で成功するかは難しいだろう。日本では中古品の販売については、すでに各種のサービスが充実しているからだ。まず、フリマアプリが人気だ。代表的なものとしてメルカリがある。日本最大級のフリマアプリだ。特に女性ユーザーが多く、ファッションアイテムが充実している。それから、ラクマもある。楽天グループが運営するフリマアプリで、楽天経済圏利用者にとってはポイント還元率が高く、人気だ。

中古品の販売については、オークションサイトのヤフオク!がある。幅広いカテゴリーの商品が出品されているので利用者が多い。特定の物品のサイトとしては、駿河屋もある。中古書籍、ゲーム、アニメグッズなどを販売するサイトだ。地域密着型の情報掲示板としては、ジモティーもある。家具や家電など、大型の商品の売買につかわれているようだ。

このような状況を考えると、これから後発のFacebook Marketplaceがシェアを取るのは難しいかもしれない。

それでも、Facebookは、日本でも広く利用されているソーシャルメディアで、国内月間アクティブユーザー数が2,600万人。実名登録が多く、友人や家族とのコミュニケーション、情報共有、ビジネスネットワーキングのために活用されている。若い世代の利用はそれほど高くない傾向にある。これは、若者が他のプラットフォーム、例えばInstagramやXなどにより魅力を感じているためだ。それでも、2,600万人の利用者数は5位だ。

実名登録の利用者数を考えるとFacebook Marketplaceは、日本での潜在的な成功の可能性はある。そのためには、ヤフオク!やメルカリに負けないくらいの広告投資が必要だろう。Metaは、資金力もあり投資できる余力はあるが、どれだけFacebook Marketplaceに本気かということかもしれない。

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