iOS 15になってから導入された集中モードがすごく良い。授業中は、もちろん集中モードにしているが、それ以外の読書や授業準備、調べ物の時に集中モードをオンにしている。
これのメリットは、指定した通知以外は来なくなることではなく、自分が集中モードをオンにしていることを知っているので、スマホが気にならなくなることだ。今までは、つい誰かからLINEが来ていないかとか、メールが気になって、スマホのほうに注意が向いてしまっていた。それが集中モード使うようになってから、スマホが気にならなくなった。
それから、仮にスマホを見る場合でも、集中モードの時の特別のホームページを編集しているから、SNSなどの遊びのアプリが見えなくなっている。
集中モードの中のおやすみモードも良いので、通常は眠っている時間を指定して、その期間実は、急ぎの用のある可能性のある人を指定してそれ以外からの通知を受け付けない。これで、多くの雑音をカットできる。
このような設定がないと、常に指先が、スマホを探してしまう。これはユバル・ノア・ハラリの本によれば、アフリカの大平原に住んでいた時に、様々な新しい情報を探知して、それが猛獣ならすぐに逃げなければいけなかったから、常に新しい情報がないか探すように遺伝子に組み込まれていると言うことだ。
新しい情報を確認して、その情報を取ったときに脳内にドーパミンが分泌されて、そのような新しい刺激を受け取ることが心地よいと感じると言うことである。だから、常にスマホを指先に置いて新しい通知が来ないか待っている。これは、遺伝子に組み込まれた人間の習性なので、意思の力ではどうしようもない。
だが、集中モードが導入されて使い始めたことで、自分に集中モードをかけると言うことができるようになった。スマホだけではなく、自分にも集中モードを同時にかけた気持ちになれる。また、ホーム画面のアプリも、電卓やカメラなど使うかもしれない機能以外は全て排除してあるので、仮にスマホを見ても何も目に入らない。
iOS14以降様々な機能が追加されたが、スマホの集中モードは最高の進化だと思う。