最近の運動と言えば、運動と呼ぶ程度かどうか分からないが、朝の散歩くらいだ。
テニスを再開しようと思って、前によくテニスをしていた友人に話してみたところ、もう高齢なのでテニスはやりたくないと言うことだった。別の友人に誘われて、ゴルフを再開しようとしているが、ブランクが長すぎて、練習中。そもそも暑くてプレイをする気にはならない。そもそもゴルフは、運動としては軽すぎて、運動かどうかよくわからない。それでも何もしないよりはマシそうなので、これは、これから続けようと思っている。
山登りは、定期的に行っていたが、広島に行くようになってから回数が極端に減ってしまった。山に登るのは好きだが、1人で山に登るほどの山好きでもない。これは、一人でも登るべきかと思い始めている。
何か別の運動もしなければと思っているが、何から始めればよくわからない。そんなこと思っていると、ちょうど良い記事を読んだ。
The British Journal of Sports Medicineに掲載された新しい研究では、有酸素運動か筋力トレーニングのどちらかを行う事は死亡リスクを下げる事は分かっていることだが、さらに両方の運動を定期的に行う事は死亡リスクを、より下げると発表されている。ここで言う両方の運動は、週に1時間から3時間の有酸素運動と週に1回から2回の筋力トレーニングのことだ。
この研究は41万人を超える成人の健康についてのインタビューのデータをもとにしている。参加者は、運動の内容と回数を報告している。このデータから死亡や疾病を追っている。
その結果は、週に1時間程度の強度の有酸素運動する人は死亡リスクが15%低い、週に 3時間の有酸素運動している人は、死亡率が27%も低かった。
しかし、さらに効果があるのは筋力トレーニングのようだ。週に1〜2回の筋力トレーニングを行っている人は、全く運動しない人に比べて死亡率が40%も低いことがわかった
筋力トレーニングの効果は、死亡率だけではなく、心血管疾患やがんのリスクも10〜20%も下げると言うことだ。この際の程度としては週30分から60分の筋力トレーニングだ。
有酸素運動だけではなくて筋力トレーニングも必要だと言う事は、この調査からよくわかる。しかしながら、以前ジムに入っていた時の経験からも、週に30分から60分間の筋力トレーニングと言うのはなかなかできるものではない。単調すぎると同時に、あまりにもきついからだ。
早足の散歩の有酸素運動であれば、それなりに気が紛れるが、マシンを相手にするのにはあまり気の進む経験でもない。それでも、筋力トレーニングが有効なら考えなければいけない。
何か全身の筋肉量を減らさないための運動を考えよう。ダイエットと同じように、今日はいつもと同じように過ごして、何か考えて明日から始めよう。実はこれがいつの明日になるかよくわからないのだが。