161
オリンパスの一眼レフカメラの開発休止のことを書いたばかりだが、直後にオリンパスから「OM-D E-M1」のカタログが送られてきた。豪華なカタログで美しい印刷だ。プロの写真家とその作例もたくさん載っている。
「OM-D E-M1」はオリンパス伝統の防塵。防滴、耐低温でなかなか心惹かれるものがある。しかしどんなに技術が進んでも光学ファインダーに勝る電子ファインダーはなく、光学ファインダー以外のカメラを使う気持ちにはなれない。それにミラーレスなのにわざわざ一眼レフの形にする意味が分からない。一眼レフはペンタプリズムとかミラーがあって結果的にあの形な訳で、どちらもないミラーレスが一眼レフの形をするのは、例えて言えば陸サーファーとか、なんとなくまがい物という感じがしてしまう。
とは言え、あのオリンパスの写りは魅力的で心ひくものがある。ファーサーズのカメラの愛用者登録をしている人に送っていると思われるが、オリンパスもニコンめったに使わなくなった私にはやはり無用で、要らないなと思いつつも端から端まで何度もカタログに見入ってしまった。
写真は、ロンドンのバラ・マーケット。アスパラもいろいろな産地から来ているようだ。FUJI X100で撮っている。このカメラは、光学式ファインダーも使える。