Fotokemikaがフィルムと印画紙の製造中止

by Shogo

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先日、赤城耕一さんのブログでefkeブランドのフィルムが製造中止ということを知ったが、そのニュースは全体ではなく、全体ではクロアチアの写真用品のメーカーであるFotokemikaがフィルムのefkeと印画紙のEmaksとVaryconをすべてやめるということだった。フィルムのefkeはちょっと使っただけだし、号数紙のEmaksは使っていないが、Varyconは結構使っていて、一つのシリーズはこれで全部焼いてきている。

製造中止の理由は製造機械が修理不能なほど壊れたということだ。これも儲かっていれば当然修理して再開するだろうから、理由は儲からないということのようだ。特にFotokemikaは古い製法で銀の含有量が多いので、値段を高くしなければ儲からないはずだが、ブランド力の問題もあり他社より価格も安めだった。こういうことも理由になっているだろう。いずれにせよ、世の中のみんながフィルムの時代は終わったと思っていることが理由だ。

今プリントしているシリーズをどうするか決めなければいけない。世界中の通販から在庫を探して買っておくというのも手だが、まだ家にも3箱ほど在庫がある。ある時点でこれをやめるか、長い時間をかけて撮っていくなら、全体を統一するために別の印画紙に焼きなおすということを考えなければならないだろう。

現時点では、 Fotokemikaのホームページには何の情報もアナウンスされていない。だからと言って誤報というわけではなく、ホームページの更新が遅れているのだろう。現時点では、ときどき注文しているFreestyleにはまだ在庫があるようだ。これがだんだん無くなっていくのだろうが、すでに光沢は数がなくなっている。すぐに追加を注文しておいたほうが安全だろう。問題はどれだけするかだ。金銭的な問題と使用期限とを勘案して、どれくらいか。

これからこういうことがしょっちゅう起こって、次はどうしようかと悩むことばかりになりそうだが、次はまだあるうちは幸せだ。

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