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フィルムの消費量が落ち込んでおりkodakはついにリバーサルフィルムの販売中止を発表した。これによりKodakのフィルムはカラーネガかモノクロフィルムしかなくなった。どれくらい落ち込んでいるかというと、いつものwikipediaによれば、国内のロールフィルム生産量は1997年にピークに達し、2008年には10分の1近くまで落ち込んだということなので、現時点ではピーク時の10分の1以上、もしかすると百分の1くらいまで落ちているかもしれない。
富士フイルムの2010年の売り上げのうち、写真事業は全体の14%で、さらに写真事業の35%は電子映像なので、従来の写真フィルム関連では10%を切っていることになる。だからこそ、Kodakに比べて 富士フイルムは業績が良い。フィルムの運命を判断して収益源を他のビジネスに求めることをこの10数年やってきたということなのだろう。
書き始めて脱線してしまったが、今日書きたかったことは、個人的なフィルムの消費量。この数週間、フィルムをほとんど使っていない。一つは週末忙しいということとそれから雨が多いことが理由だ。今朝も雨が降っていて散歩にはいけない。朝の散歩の時のフィルム消費が結構多いのだが、この雨では散歩もできない。週末にかけても天気が悪そうなのでまた消費量が減りそうだ。
それにしても良く降るが、菜種梅雨というには早すぎるからこういう雨はなんというのだろう。冬の長雨という言葉はなかった気がする。