光を捜して

by Shogo

週末は休養したので少し楽になったが、夕方から出かけて少し飲んだので、やや二日酔い。外で飲む分より帰ってから飲む分がいけないようだ。終電で帰ったのだが、風呂上がりに、テレビを見ながらまた少し飲んでしまった。 最近よく見ているのはビデオに録画している”Law & Order” アメリカではもう20年も続いているほど人気があるが、それだけ力のある脚本家を採用しているためか、いつ見ても面白い。お陰で少し睡眠不足。

出掛ける前にフィルム現像12本。今回は20度に調整して現像したので出来上がりのネガの濃度は悪くない。でも、どう写っているかはこれから。この週末は腰痛もあり、あまり出歩かなかったのだが、大抵はカメラを持ってエルを連れて写真を撮りに行くのだが、今週は全く撮れなかった。

写真を撮りに出かけると捜しているのは地上に落ちている光。順光のピーカンの光ではなく、木漏れ日とかどこかの窓に反射した光が日陰に作る光の水だまりとか、朝夕の斜光が建物の隙間から射して作る光の帯とかだ。そういう意味では撮っている対象のモノは何でも良くて、そこにどんな光が射しているかが重要なのだ。カラバッジョの「マタイの召命」のような斜光が理想だ。

写真である限り、写っているものも重要だと言われて続けているのだが、本人的には何もない壁に光の滴がはりついていれば、それで良いのだ。それでは写真としいてつまらないと言われても、どうしようもない。撮りたいものが、モノではなくて単に光なのだ。

今週も出勤の途中で地面とか、どこかの壁に落ちている光を捜すつもりだ。

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