印画紙の種類

by Shogo

ほっつき歩いて終電一本前に帰宅。天気の良い寒い一日で気分は良いのだが、体調は最悪でくしゃみと寒気が止まらなかった。お陰で今朝も起きられず、エルを起こしてリビングに連れて行って、二度寝。

先日、知人に印画紙のプリントのサンプルを見せて貰ったのだが、見ると違いがありそうで、大きな違いがなさそうな。見せて貰ったのは、フジのレンブラント、イルフォードの純黒調と温黒調、アドックスの3種類、オリエンタルの純黒調なのだが、 純黒調と温黒調の違いが分かるが、それ以外の違いは並べてみると黒の美しさは違いはあってもそう大きな差はない。

それを考えると、オリエンタルがコストパーフォーマンスが良いようだ。今使っているフォトケミカで今撮っているものが一段落したら、次はオリエンタルを試して見ようかと考え中。

21世紀に入って自分にも社会にも変な舶来崇拝はないと思っていたが、趣味の世界ではまだまだ舶来をありがたがることに気がつく。日本製のオリエンタルを見直して、ブランドではなく実質を考えて印画紙選びをしようと思う。なにやら新春の抱負みたいな書き方だが、特に新年に思い入れもないので、今年は実質で考えるでも良いか。でも、それはこの数年心がけていることでもあるが。

でも昨日見たベルゲールの黒は美しかった。印画紙の黒の艶は、ヨーロッパ系ブランドとアメリカ系ブランドでも違うということも聞いたので、それも考慮に入れなければいけない。一般的にヨーロッパでは光沢の強い黒が好まれて、アメリカではややマットっぽい黒が好まれるそうだ。確かにフランスのベルゲールの黒は何かを塗ったように艶っぽい。あれはあれで魅力的でもある。これで決めるならば、特にブランド信仰ではないということにしておこう。ともかく自分で焼いて試して見なければ結論は出せない。

今朝も寒気がすしくしゃみが止まらないので、年末に現像したフィルムのベタを取りたいが来週以降に延期して寝ていた方がよさそうだ。

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