kodakはどうなる

by Shogo

一日出ただけでまた週末に。気温はまだ高く明日の雨まで暖かそうだ。今日は夕方から出かけるので、それまで何をするか検討中。

Kodakの今後が不透明という記事がNew York Timesに出ている。5年前には25ドルしていた株価が1年前には5ドルまで下がり、つい先日には1ドルを切っていた。昨日の株価は1ドル12セント。すでに紙切れすれすれということなのだろうか。

今日の記事では第三四半期の結果が予想よりさらに悪いということで、これから1年間操業を続けられるかは、特許の販売が成功するか、5億ドルの借り入れができるかにかかっているそうだ。でもそれは短期的な救済であって根本的な解決にはなっていない。特許の売却か借り入れで得た現金で収益を生むビジネスがすぐに確立できるかどうか。それができなければ会社としてのKodakは無くなる。1880年に写真乾板製造で操業して、1888年にロールフィルムの特許を取ったということで、現在の写真の歴史はKodakの歴史でもある。ロールフィルムが発売されなければ写真が今のように一般的に普及することもなかったはずだ。

近年では新規事業としてプリンターとインキやコンピュータ・ソフトウェアに注力しているということだが、何とか成功して、そこで得た利益でフィルムビジネスを続行してほしいものだ。そのためには現行のフィルムビジネスの縮小もかまわない。カラーポジ、カラーネガ、モノクロの3商品まで絞っても事業としては残して欲しいのが希望だ。現在ではKodakのT-Maxをメインに使っているから突然無くなって貰っては困るのだ。

富士フィルムの場合には、ゼロックスのビジネス機器や医療機器やデジタルカメラにシフトして、医薬品・化粧品などを新規事業として始めフィルムはごくわずかになっているはずだが、フィルムビジネスの割合を調べてみよう。

今日は薄曇りだが日がさしている。明日は雨らしいので外に行くなら今日だ。

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