プリントの黒と階調

by Shogo

遅く帰ったのだが、またしてもエルのお陰で早起きに。朝から曇っているが、少し蒸し暑い。散歩に出かけたが、昨日のような日射しでは無いので、のんびり歩けた。

先日来、今までの写真をバライタにプリントしてきているのだが、プリントの方向性が決まらない。モノクロ写真は極端に言えば写っているイメージはどうでも良くて、プリントの美しさが問題だが、方向性としては、黒の美しいコントラスのはっきりした写真か、中間の階調の豊かな軟調の写真があるが、どちらにするか決めきれない。何点かプリントができたが、満足はできていない。多分、両方をもう少し追求してプリントしてみる必要がありそうだ。

もう一つは、印画紙。今回使っているのは、フォトケミカだが、他の印画紙も試してみるべきか。先日、知り合いの使っていたADOXの温黒調の黒は美しかった。前にADOXを使ったのは純黒調だったが、それよりもADOXの温黒調は良さそうだ。黒が美しかった。

中間調を目指すなら、イルフォードの温黒調も試すべきだ。と考えていると時間が無限に必要だ。切りがないのだ。コントラスト、濃度、印画紙の組み合わせで1カットあたり数十枚のテストが必要だ。どこかで割り切れないと終らない作業になってしまうので、今までのプリントを見て、もう少し考えて方向性を出さなければいけない。でも少なくても印画紙のテストはもう少しやるべきかなと、ぼんやり二日酔いの頭で朝から考えている。

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