印画紙

by Shogo

朝から出かける用があったのでエルの散歩を済ませてすぐに出かける。天気予報では曇りのち雨だったので、電車行くか車で行くか考えたが、結局自転車で。幸い天気は昼過ぎに帰るまでもったし夜にも降らなかったようだ。中国から戻って以来、理由はいくつかあるが体重が増加気味。すでに5kgも増えた。これから真剣にダイエットを考えなければいけないので、なるべく自転車と思っている。

昼食後に撮影済みのフィルムがたまっているのでフィルム現像と考えたが、プリントになった。ところがワークプリント製作に使っている六切の印画紙がもう数枚しか残っていなかった。なので買ったまま使うあてのないRCの半切を使って今までの中で好評なものを大きく伸ばすことにした。 普段のワークプリント六切は、8x10インチ(203x254mm)なのだが、今回使った半切は、14x17インチ(356x432mm)なので大きさでは4倍近いサイズだ。このサイズを家で使うのは初めてだが、やはりバットのサイズが小さく扱い辛い。

普段使っているワークプリント用の印画紙はRCでオリエンタルかケントメア。ケントメアの方は紙がやや薄いのだが300円ほど安いので時々買うが、やはり基本はオリエンタルが基本だ。ケントメアは元々は独立した会社だったようだが、今はイルフォードの廉価版のブランドになっている。だいたいオリエンタルのRCの六切を常備しているが、これがなくなっていた。

バライタは、イルフォードのウォームトーンを使っているが、最近クロアチアの「フォトケミカ」を使い始めた。これの売りは古い製法で作っているので銀の含有量が多いということらしい。良くは分からないが銀の含有量が多いせいかハイライトも感光しやすくて、ややコントラストが低めに感じる。でも黒の感じはなかなか良い。

日本で買えるモノクロの印画紙は、富士フィルム、オリエンタル、イルフォード、チェコのフォマ、ハンガリーのアルゲントーン、フランスのベルゲールだが、ネットで海外から買えばまだまだ種類はもう少しある。この前にアドックスを買ったが、これも良い感じだった。

いつまで、これらのブランドが生き残っていくかは、世界中の人がどれだけ使うかにかかっているので、せっせと貢献したいと思っている。モノクロのフィルムや印画紙はすでに確立した枯れた技術だから、新たな技術革新など必要ないので研究開発費もかからず、比較的に簡便に製造できると思われるので当分はかなりのブランドが残って行くと思うがどうだろうか。

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