ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー

by Shogo

連休前からの疲れがとれない。午前中に散歩から戻って自転車に乗ると、少し体が軽くなったような気がして、ノルマの掃除も洗車もせずに自転車で出かけた。

最初の目的地は初台。東京オペラシティ アートギャラリーでホンマタカシの「ニュー・ドキュメンタリー」という写真展を見るためだ。ホンマタカシの「楽しい写真-よい子のための写真教室」はこの数年に読んだ写真論として最上の一冊なので出かけて見た。

見ていると写真についての私の理解を突き崩そうとする感じがした。真を写すのではない写真。すべてが写真の意味についての問いかけになっているような気がする。写真とは何か。写っているものの意味とそれ以外の情報の関係性を考えるべきか。 撮った人のバックグランドや意図は関係なく、単にそこにある二次元の像でしかないと言っているように思えてくる。写真論としての写真展とも言うべきか。写っているものや書かれている説明はどこからどこまで現実でどこからかが彼の創作か分からない。

同時に開催していたLee Ufanの展示が良かった。いくつかは見たことがあったが、数がそろって作品を見たのは初めてだった。白いキャンバスに青い色とリズムが爽やかだ。初台から新宿を廻りいつもの中古カメラ店とギャラリーを覗いて帰宅。

夏休みの宿題と同じでノルマはどんどん先送り。やっかいなのは締め切りがないから連休後に提出もない。

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