毎朝1時間と少し散歩する。だいたい8000歩前後の歩数を歩いている。
Fitbitを確認しながら、脈拍を110から120くらいにキープして歩く。だが、油断をすると100を切っている。脈拍を維持するためにはかなり無理して歩かなければいけないのだ。有酸素運動は、最大脈拍の70〜80%を維持するということなので、わたしの場合にはその辺りが目安だ。
これを始めたのは、高血圧の対策だった。朝の散歩を日課として1年間ぐらいすると、上は160を超える時もあった血圧が、130未満まで下がった。最近では130を超えることもなく、時としては120未満と言うこともある。
血圧にこれだけ劇的な効果があったのだが、体重にはほとんど効果がない。朝の散歩を始める前と今とでは体重がほとんど変わらないのだ。これは食べる量との関係があるので、散歩に効果がないと言うことではないと思う。
運動を始めた当初は、散歩ではなくジョギングだった。毎日ジョギングをしているうちに、右膝に違和感を感じるようになり、散歩に切り替えた。それは友人がジョギングで膝の状態が悪化し、両膝の手術をするようなことになったので、私も故障を恐れたのだ。ただ最近ではインターバルトレーニングと言うことを知って散歩の途中に少しだけジョギングを取り入れている。有酸素領域の脈拍の意地のためである。といってもほんの数分ゆっくり走るだけだ。気をつけないと脈拍が150を超えてしまうようなこともあるのでなるべく短い期間にしている。
朝の散歩は、血圧だけではなく、高かった中性脂肪や悪玉コレステロールにも効果があって、今では人間ドックでもこの項目に印がつかなくなった。
最近読んだ本で「脳を鍛えるには運動しかない」というのがある。この本には運動が様々な効果があると言うことを書枯れている。
知らなかったので驚いたのは脳に対する効果。運動により脳神経が活性化することや、脳を成長させる物質が供給されるようになると言うことで、体の健康だけではなく脳の健康にも良いと書かれている。
私がやっているのは散歩による有酸素運動だけなので、この本に書かれているように無酸素の筋力トレーニングも取り入れる方が良いのかもしれない。ジムはあまりにも行かないのでずいぶん前に止めてしまったのだが、もう一度検討すべきかもしれない。
朝の散歩は血圧のために始めたのだが、脳の為にも良いと言うことなので、ずっと続けようと思っている。問題は雨が降っている朝だ。朝起きて、雨が降っていると散歩をサボれると言う嬉しい気持ちと、散歩ができない寂しさで複雑な気持ちになる。