中国服を着たドラエモン

by Shogo

久し振りの北京は意外なほど暖かく、天気予報をチェックしたら当分最高気温は6-9度と東京並みだ。最低気温はマイナス2-4度なのでこちらは東京よりは低いものの1月の気温と比べたら大したことがない。

お正月気分もなく(当たり前、もう2月後半)、打ち合わせに出かけたら、クライアントのビルの一階にはまだ蜜柑の木の正月の飾りが並んでいる。聞くと、旧暦の1月15日(2月21日)までは、正月期間中で、正月の飾りは出しっぱなしだそうだ。確かに夜にも数発の爆竹の音も聞こえたので、日本で言う松の内なのかもしれない。

それをよく見ると、蜜柑の木につけられた札はドラエモンやキティで中国の服を着ていた。小学館やサンリオから許可を取っているとは思えないが、なかなか中国服が似合っている。去年は偽ディズニーランドが話題になったが、それは海外のことで中国国内ではまだまだ著作権にいついての理解が進んでいない。

著作権の理解があれば偽商標やアメリカ映画や日本のテレビの違法な複製も無いわけで、経済活動のある部分が著作権を認めないという前提で成り立っている。そうなると当面、中国がこの分野で競争力をつけるまで著作権については目をつぶるというのが政府の方針なのだろうか。

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