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西安の街の続き。西安も他の都会と変わることはない。大きなデパートやショッピングセンターが集まった一角があり、そういう場所にはたいていアメリカ系のファーストフードやコーヒー店がある。それから、再開発が行われて、工事中の一角もある。中国全体で同じような感じなのだろう。ただし、すごいのは数で、そのようなある程度大きい街が百の単位であり、それがどんどん増えているのだろう。
ようやく週末。それで連休だ。相変わらず暑くていやになるが、一度涼しくなってからの暑さだから、よけいにこたえる。それも今週までということなので、もう一頑張り。
ここに来て、原発事故の海外からの賠償請求の話があちこちで聞こえるようになったが、京の単位の放射性物質を海に流しているのだから、その可能性はあるだろう。問題は、正式な政府などの公的な訴訟もあるが、地球の反対側でも、その放射性物質のせいで病気になったと信じる個人の訴訟も無限に出てくる可能性もあることだ。現在の補償の枠組みである原発事故補償機構は、それらすべての補償に対応するのかということだ。多くの論点では、東電を清算して訴訟の対象を存在しなくなるようにすべきで、機構の方式も同時に中止すべきということだが、正しいような気もする。それに日本航空は破綻処理をしたのに東電はどう違うかということが明確にされずにここまで来ている。