Houhai at night #2

by elmarit

北京出身の同僚から春節の頃が一番寒いと聞いているが、今回はその通りになった。春節の休みの前半まではかなりの寒さだったらしいが、その後寒さがゆるみ、今週は暖かい。最低気温こそ零下5度くらいまでなっているようだが昼間は5度程度の気温なので歩いていてもそうは寒さを感じない。

昨日見かけたニュースで気になったのは中国が2018年と2022年のFIFAワールドカップへの立候補申請を見送ったらしいということ。オリンピックを開いて次はワールドカップかと予想していたのだが。関係者の話として中国はまだワールドカップを開催できるレベルに達していないということらしい。

確かにオリンピックは主催が都市なので、北京の様に突出したインフラを持っていれば開催が可能だ。しかし、ワールドカップの場合には開催が国となる。8から10くらいのインフラの整った都市が必要になってくる。今から9年後、13年後に北京、上海などの大都市も含めて8都市程度でワールドカップを開催するレベルに達しないという判断なのだろうか。私の少ない経験では、中国の地方都市も十分対応可能のように見えるので、理由は別の所にあるような気がする。ワールドカップは開催期間が1ヶ月と長く、毎日試合があるわけではないので、多くの地方都市に海外のメディアや観客が押し寄せるとい状況のコントロールが不能と判断したのでは無いだろうか。

12月の后海の続き。今と違って寒い時期だった。多分この日で零下10度くらいになっていたはず。后海のエリアは北京のバーストリートとともに観光地でもあるので土産物屋もたくさん出ている。こんなに寒い夜でも営業中だ。

でも店員は客が少ないのと寒いからか、北京でみんなやっているサッカーバトミントン(名前は知らない、バトミントンの羽のついたような玉を蹴り合う)に興じている。

どこでも売っている糖葫芦(タン・フ・ル)が売られているのは北京の繁華街ではお約束。むしろ綿菓子が珍しい。寒いし客が少ないので店員も手持ちぶさただ。

すこし湖畔から離れた通りにも土産物屋がたくさん並ぶ。この辺りでは湖畔はレストランに使われていて、湖のそばを歩くことはできない。

ようやく湖畔に戻る。対岸の店の明りが氷に反射している。東の方向を望む。

この項続く

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