中国人が7年待った開会の日。すごく暑くて湿気もあったが、北京の街の様子が見たくて一日歩いた。気が付いたのは警官の数が多いこと。それに普段はあまり見かけない武装警察が街角ごとに立っていること。
暑いのでお茶飲んで休憩したりタクシーに乗ったりしたが、至る所で交通規制がありなかなか思うように移動できない。それに第二環状高速はかなりの混雑で動いていなかった。
警察が多い以外は普段と同じ北京で拍子抜け。昭和天皇崩御の日に急に出勤になって銀座の街を歩いたことを思い出した。普段と変わりない普通の街だった。何が起ころうと私たちの生活はそう変わるものではない。
オリンピックだって何だって好きか嫌いか。
今日も今日の暮らしが続く。
ボランティアする人はするし、関係ない人は関係ない。
せっかく会社が休みになったから観光地に出かける人もいるだろう。オリンピックなんて関係ないという人もいるだろう。でも、これだけの国旗を見ていると、オリンピックを意識していない人は少ないような気もする。日本人のように国とか政治とかに醒めている人は少ないのかもしれない。
だから「中国がんばれ」と言いたい人がたくさんいる。車や自転車に国旗をつけている人をたくさん見かける。いろいろな問題があるにせよ、愛国者は多いのだろう。
問題があっても自由に物が言えれば、それでいいのだ。最終的にはそれが可能かだろう。
4000万鉢の花が北京市内に設置されたそうだ。オリンピックにかけたお金に値打ちがあったか、どうかはこれからの中国の国民が決めることだろう。日本人の私がコメントすべき問題ではないことは分かっている。
世界に胸を張って中国と言うための出費なのだろうか。日本のオリンピックもそんな時代っだたのだろうか。
こんな所にも五輪が。
今日は朝からビーチバレーを見に出かける。朝日・白鳥ペアも佐伯・楠原ペアも出場は明日なので、残念ながら日本人選手は出ない。今日もガスの日だ。