日曜日に北京に戻って夕方、東長安街(ドン・チャン・アン・ジエ)から故宮に散歩に出かけた。1週間も家にいて暴飲暴食で3kg近くも体重が増えたのでメタボ対策。
今年からメーデーの祝日が1日に減ったので日曜日を出勤日にして連続休暇にしたと聞いていたので、日曜日は平日だと思っていた。でも、東長安街は天安門へ向かう人、戻る人でごった返していた。休暇を取ったりして休んでいる人が多いようだ。
気温も25度以上の夏日。今週の初めはずっと25度以上が続くようだ。
上の写真は王府井から東長安街に出たあたり、北京飯店の前にあたる。左手奥に見えるのは東方新天地。
東長安街は天安門から建国門までの名前だが、この道路は北京を東西に貫く幹線道路であり、かつては軍隊がパレードした道だ。 北京飯店の向かいには長安倶楽部というクラブのビルがあり、1階はポルシェのショウルームだ。北京はポルシェのカイエンを世界のどの都市より見かける町だと思っているが、きっと間違っていない。
北京飯店は、ラッフルズ・ホテルと貴賓楼飯店と3軒続きで、オリンピックの時には本部になるそうだ。
長安街沿いは、カラスのお宿のポプラ並木が続く。
東長安街の南の正義路には戦前の日本大使館が、現在は北京市政府として使われている。道路の真ん中が木に囲まれた遊歩道になった気持ちの良い道だ。
正義路の隣は公安部。部は日本で言うと省にあたるが、意思決定的には国務院の指揮下にあるので、部長は日本の大臣よりはやや権限が限られているそうだ。
この時は6時頃、まだ日は高い。たくさんの人が地下鉄へ続く階段を下りている。
公安部の手前にある国家博物館は現在工事中で休館。オリンピックの前には工事は終わるのだろう。
天安門にもかなりの人がいた。どこに行っても人が多いのだが、もちろん人口も多いがそれ以上に中国の人は外に出かけるのが好きなのでは思ってきた。家族連れなどで公園で遊んでいたり、友人たちと公園などでゲームをしていたり、そとで過ごす時間が長いような気がする。この後、故宮の方まで歩いたが続きは明日また。