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先月発表されたばかりの、北京オリンピックで使用する公式サッカーボール「長城之星」が王府井に展示されていた。中国と大きく漢字で書かれているのが印象的だ。グレーと金のラインは万里の長城をイメージしているらしい。アディダスは中国のマーケットに力を入れているようで出店も多いし、街角の屋外広告もかなりの量だ。もっともそれはNIKEも同じだ。偽物がこれだけ売れている国で本物も売れているのか。
先週末、ウォーキングであるいた工人体育場は改修工事も終わりに近づいたのか、覆いも外されていた。今は屋根をつける工事をしているようだった。工人体育場は北京のサーカー場として有名だが、オリンピックの際にもサッカーの会場の一つとして使われる。予選は上海や天津などのよその都市だが、それを抜ければ北京の本戦に進める。日本代表が工人体育場などの北京の会場で戦うことを祈ろう。
ワールドカップでは、会場は何十%かが屋根で覆われていないといけないというFIFAの規則があるが、オリンピックでもそのような規則があるのかもしれない。雨の少ない北京で雨のための屋根は必要ないかもしれないが、8月の熱い日差しを避ける屋根は必要だろう。
工人体育場は二環路と三環路の間の東側なので、四環路の北側のオリンピック村よりも北京の中心部に近く便利な場所だ。