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労働人民文化宮の杉並木
杉並木
正確な種類が分からないが、労働人民文化宮の杉は東洋的な雰囲気がある。どの木も
樹齢が数百年の筈である。明の時代とか、清の時代にどうしたという説明があるが、
明が14世紀から17世紀、清が17世紀からだから、少なくとも500年とかの歴史を
言っているのである。日本でいえば江戸時代の初め。そんな歴史を感じるからか、
杉の木の一本一本が趣がある。
乾燥と酷暑
北京の気候と言えば、雨が少なく一年中の乾燥と夏の暑さであるが、この木々は
それに耐える品種のようだ。日本で私が育てた子コニファーは、日本の夏を生き残れなかった。