Amazonの広告費は206億ドル

by Shogo

Amazonが、広告主として2022年に全世界で使った広告費は206億ドルとなり、歴史上のあらゆる広告主の記録を塗り替えた。日本円にすれば、2兆7000億円程度になり、7兆円に満たない日本の広告費の4割程度にあたる。一社で4割だ。長い間広告の仕事をしてきたが、そのような金額は想像もできない。

Adageのデータで見ると2004年から2022年まで、2020年にパンデミックのために1%広告費を削減した以外は、毎年2桁の増額をしてきた。これに対して、売り上げは、2022年こそ成長が鈍化したが、2000年以降、毎年、売上が2桁の成長をしてきている。広告費も使っているが、結果も出していると言うことだ。

売り上げに占める広告費の割合は、2021年は3.6%、2022年には4%に上昇している。売上が巨額なので、広告費の割合は高くはない。

Amazonは、中国でのEC事業から撤退しているが、AWSやKindleはまだ事業を行っているので、その中国を含めると17カ国で営業している。この17カ国で2兆7000億を使っていることになる。他の大手広告主が、より幅広く事業展開していることを考えると、この金額の大きさはよくわかる。実際に日本のテレビでもAmazonの広告は見る。だが、日本の大手の広告主ほどもの使っていないと思われるので、この巨大な広告費は北米が中心なのかもしれない。

MicrosoftからBingとEdgeの招待状が届いたので、早速ダウンロードして登録する。IEの頃の印象が良くなく、また再びMicrosoftのブラウザを使うことになるとは思わなかった。ちょうど、Google Chromeを使うのをやめて、Safariに移行している途中だが、Bingの機能を見るため、当面はSafariとEdgeをしようと思う。

設定が済んで、Bingの検索を試したところ、右側に表示されるはずのGPTのチャットの機能は表示されない。多分世界中で一斉にBingを使い始めたので、処理が追いつかないのかもしれない。少しずつ時間をかけてEdgeを試してみて、今後Safariだけにするかどうかを考えよう。

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