暑い夏が来る

by Shogo

西日本に大雨が降って被害が出ている。そして雨があがると真夏のような暑さだ。昔は梅雨時期は寒さに震えることもあった。今はもう夏と梅雨の季節の違いはあまりない。大雨が降って、真夏の暑さが来る、その繰り返しだ。線状降水帯やゲリラ豪雨という言葉も昔は無かった。明らかに気候は変化している。

7月の初めの三日間は、地球の近代史上最も暑い日だったようだ。世界中を熱波が襲い気温記録を更新した。

この記録的な暑さは、2つの要因によって引き起こされているそうだ。1つは温暖化ガスの排出により熱が発生し、そのガスにより熱が地球全体にこもっていること、そしてもう一つはエルニーニョだと言う。

7月の3日から5日の世界の気温は新記録を達成した。その温度は摂氏17度だ。これは、地球のすべての地点の温度なので、あらゆる季節が含まれている。

すでに 6月としては最も高い気温を記録していたが、7月に入って、7月も更新した。また、5月の海面温度もこの時期としては記録的な高さで摂氏1.6度も上昇し、それまでの記録を大幅に塗り替えている。

温暖化ガスによる環境の変化とエルニーニョは地球全体を温め各地で異常気象が起きている。カナダの森林火災も、その1つの例に過ぎない。今後山岳地帯で、火災も頻発するが、これまで記録したことのないような豪雨が発生する可能性も予想されている。このために、山岳地帯では、洪水による土砂崩れが頻発する可能性がある。これが続くと、世界各地で景色が急速に変化していく。人間が行う森林伐採に加えて、自然のもたらす被害として、地球上の森林をさらに減少させていくことになる。同じことが繰り返されて、世界中の景色も変わってよくのだろう。

7月の初めに記録した世界の気温の摂氏17度は、1940年以来の記録を取り始めてから最も暑い日だった。重要な事は、これが世界の平均だと言うことだ。一部の地域では、これまでに経験したことのないような暑さとなっている。

これほど暑くなっているのは、過去3年間続いていたラニーニャから、エルニーニョに気候の周期的な変動が起こっているからだ。エルニーニョの方が暑くなる可能性が高く、しばらくは世界中で暑い夏が予想される。また、暑い夏かと思うと今から気が重くなる。それだけではなく、世界中で干ばつや豪雨、台風やハリケーンの嵐が予想され、、経済的に困窮しているところに加えて、さらに経済に影響がでることも予想される。

今年の夏はかなり暑くなりそうだ。円安とインフレで電気代があがっているところに、ダブルパンチとなる。どこか涼しいところへでも引っ越したいものだ。

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