木曜日から激しく花粉が飛んでいるようで症状が悪化した。おまけにいつもそうだが、酒を飲むとさらに症状が出てくる。そんな中、マスクをしたりして武装していたが土曜日は自転車で終日ギャラリー巡りをしたり中古カメラ屋を冷やかして(買っていません)過ごした。それで、ゴルフに行ったような状態で日曜日の朝は暗いうちからくしゃみと鼻つまりで目が覚めてしまった。
散歩をしたりしたが時間があったのでようやく中国のDVDの一部をHDDにコピー。写真の整理を始めた。まずは途中になっている貴州の旅行から。旅行に行ったのは2009年の3月のなのでちょうど1年たったことになる。写真をどんどん撮ったり雑事で忙しく過去を振り返る余裕がないが、これ以上経つとすべて忘れてしまいそうだ。
前回は石橋村までだったが、まず北京を朝早い飛行機で発って貴州の貴陽という街(省都だったがな?)、に到着。そこから列車で最初の宿泊地の凱里に向かう予定だったがバスに変更して、凱里のホテルに入る前にいくつかの村を訪問。最初が石橋村で次が漫洞村。こちらは苗族の村だ。ここでは村長の家を訪ね歓迎を受けた。例によって甘い日本酒のような酒だ。
中国の田舎の家には毛沢東の肖像画が飾ってあるのはよく見かけるが、こちらはマルクスから始まって、人数ではロシアの勝ちという感じ。60年代から中国はロシアと対立して戦争まで覚悟したというが、田舎にまでそういう危機感は共有されなかったということなのか、最近になって飾られたのか聞き洩らした。
水田の中腹に広がる村は100戸程度か。村長の家も大きいが他の家も大きな家が多い。豊かな村のようだ。南部の家にはトウモロコシが干してあるがこれは人間が食べるというよりはむしろ飾りということだ。もしかすると非常時に家畜が食べるのかもしれない。これは私の想像。