苗族の村 漫洞村 #2

by Shogo

コダックのカラー印画紙の販売終了が先週から話題になっている。これでカラーでプリントしている人は富士を使うかモノクロに転向するかという選択をすることになる。先週飲みに行った写真フィルム業界の友人によればコダックは一般消費者向けの写真事業から撤退する可能性があるそうだ。彼がどんな情報に基づいて言ったか分からないが、GMやリーマンが倒産する時代に収益性に劣る事業から撤退するのは至極当然だ。仮にそれが会社の創業時の事業だったとしても。ということは、百数十年のコダックの写真事業も近い将来終わるかもしれないということだ。

実は先日購入した引伸機はカラー対応のもので今はモノクロに使っているが将来はカラーもやってみようかと思ったりしたのだがモノクロだけでやるべきなのだろう。フィルムや印画紙がなくなるのはカラーが先で生産工程が簡単なモノクロはもう少し先まで残るのだろう。

日曜日は出かけずにエルの散歩に行っただけでフィルムのスキャンと写真整理をして過ごす。そろそろ、「月に一本フィルムを使うの会」のエントリーの写真を選ばなければなければいけない。

漫洞村の村長の家を訪ねている。村長は一人で踊りや笛、歌で歓迎してくれたがなんかちょっと寂しかった。奥さんらしき人はお酒の瓶をもって酒を盛んに勧める。賑やかでない踊りや歌にしんみりとした気分で夕方の空を眺めたことを思い出す。 苗族の音楽にはそんな効果があるのだろうか。

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