古宜 Guyi #2

by Shogo

古宜の続き。観光地なのでお土産物屋やレストランなどもある。ここでお茶の店に入った。地元の女性がお茶を入れてくれたのだが、北京などで見た茶芸の儀式的な動きではなく、素朴なというか、特別な動きのない普通のお茶のいれかただった。ただ、中華鍋を使って湯を沸かすのはやはり中国式なのか。

村の中を歩いて鼓楼のある広場まで来ると、ここにも舞台があって椅子が並べられている。その時は使われていなかったが、民族文化とか経済振興とか書かれているので、観光客向けにも使われるのだろう。鼓楼の中は地元の集会場にも使われているのか、地元っぽい人たちが談笑中。今の日本ではこのような場所は失われてしまったが、昔はこんな風に地元の人が集まる場所があったはずだ。

疲労困憊で写真の新年会に行ったのだが、やはり写真好きの人が集まっていて、しばし写真の話を楽しくしてくる。久しぶりの人も多く、初めての人とも話せて良かった。余興で高価と安価の二種類のレンズで撮った写真と高価と安価の二種類の引き伸し機を使った写真のプリントの高価な方を当てるものがあったのだが、酔っぱらっているせいか見る目がないせいか66%の正答率。二問あった 引き伸し機の問題の二問目はあまりよく見る時間が無かったが、一問目は明らかに違っていて、一方は非常に柔らかな印象のプリントで非常に好ましかった。同じネガからでも機械と引き伸しレンズによって大きく違うことは分かっているが、自分の目で比べることはあまりないので良い経験になった。

しかし、その引き伸し機のフォコマートは高価なので買う予定はない。ということで落着としておこう。そもそも今の自分のオンボロ引き伸し機は、そこで比べられた安価な方のラッキーと同じものだが、それですら自分は十分使いこなしているとも思えない。ともかく、写真を見比べるということは良い経験で非常に楽しかった。この新年会が今年で最後になるかもしれないので、最初で最後の楽しい夜だった。

連休の中日、今日はプリントに集中予定。エルの散歩もますます寒くなってきた。家にいる時はエルは床暖房に体を押しつけて猫のようにしているが、外ではあまり寒さを感じないのか元気そうだが、飼い主の方は一刻も早く家に帰りたい朝だった。

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