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北京秋天という言葉は知っていた。ただ、北京の秋の空(は美しい)という意味だと私は思っていた。でも秋天は単に秋という意味で、空の意味は無いことは、中国に来てから知った。日本語と中国語がほぼ同じ漢字を使うので、意味が分かっていると思って誤解してしまうケースがある。前にも書いた中国語で「老婆」と書くと「妻」という意味だったりすることだ。
(10月12日追記)
夏は中国語で「夏天」、秋は「秋天」なので上記のように書きましたが、こまちゃんさんからコメントを頂きました。それによると、 北京秋天は「秋に好天が多い」という意味で結果として秋の空は美しいと解釈して良いということでした。
9月に入ってから青空の日が多い。国慶節が明けても、木曜日が終日、曇りだった以外、毎日良い天気が続く。空気の澄んだ天気の良い日は北側に山が見える。北京は南東以外を山に囲まれた盆地のような地形にある。この山脈に囲まれているからこそ、中国の華北地方の雨の少ない平原の中で、北京は多少多く雨が降り人が住むのに適した環境になったそうだ。この山のせいで、車の排気ガスなどが停滞してスモッグが発生するのかもしれないが、車の数が増えた今でも、最近は毎日、山が見えている。
この写真のエリアは三元橋という北京の北東部。左下から右上に続く道が三環路(第三環状高速)。右上には空港高速とのインターチェンジがある。9月20日にオリンピックの車の使用規制が終って以降、渋滞が発生している。特に三元橋では夕方は大渋滞だ。
と言っても東京も含めて、夕方に高速に渋滞が発生することは珍しいことでも無いのかもしれない。