Beijing at night # 4

by Shogo

 10月最後の日。明日からは11月、本格的な冬の襲来だ。本当に北京の秋は短い。今日の最低気温は1度だ。ついこの間まで、結構な気温で薄着で歩いていた気がするが、もう東京なら冬の気温だ。それに11月15日の暖房が入る日まではオフィスも寒い。

今日はハローウィーンなので、昨日行ったカフェでもカボチャの飾り付けを始めていた。北京ではまだハローウィーンの商業利用が東京に比べて少ないが、だんだんよその国の行事を商売に利用する悪習が日本からうつったのかもしれない。

写真を撮ったのが少し前なので、まだ薄着の人も写っているが、今はこんな人は道を歩いていない。みんな厚手のコートだ。

いつも思うのは、中国は人口が多いから当たり前だけど、どこに行っても人が多いということ。香山公園には先週末に紅葉見物に8万人行ったといことだ。

それに、外で食事をする人が多いのでレストランがどこも混んでいること。

これの一つの理由は、中国では専業主婦が少ないということ、もう一つは、中国では女性が家庭のボスというケースが多いということらしい。これは日本も同じ?特に上海では女性が圧倒的に強いので、男性は食事が作れなければ結婚できないそうだ。それと関係があるのかないのか、中国では女性は結婚しても改姓しない。だから夫婦別姓だ。

それに名前に関して不思議なのは、基本的にフルネームで呼び合うということ。これは夫婦であっても友人でも同じようだ。日本だと、姓か名前か、あるいはどちらかを愛称にしたもので呼ぶのが普通だと思うが、中国の名前の呼び方は違う。これもたくさんある習慣の違い。

考えすぎかもしれないが、改姓しないのは、儒教の国なのに「家」というものの考え方が違っていたか、中国では男であろうと、女であろうと、個人として独立し確立しているので、途中から結婚があろうとなかろうと呼び名を変えないということかもしれない。

フルネームで呼ぶのは、姓が同じ人が多いからだと思う。そうでしょうか?

どちらにせよ、今日は金曜日。もう一日だ。

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