213
午前11時
午後2時
北京曇りの日
土日は晴れて空気が澄んでいたが、月曜日は朝から空は灰色の日だった。雲が出ているという訳ではなく、空一面に灰色の幕を張った様な空模様。霧なのか、靄なのか、スモッグなのか分からない。前日まで空気が澄んでいたのでスモッグでないような気もするが、土日は車が少ないので空気が澄んでいたという可能性もある。単純な霧ではないのは霧であれば地上から霧に覆われるはずだが、あくまで高い空に灰色の幕が張ったような感じになるので霧とは少し違う。
朝から太陽が肉眼で見える。灰色の空に真ん丸なオレンジ色の太陽が浮かんでいる。写真はフィルターをかけて撮ったのではなく、普通に撮った写真だ。目の錯覚なのだろうが、写真よりもっと大きな太陽が浮かんでいる。昼間の太陽を裸眼で見ることなどないのでついつい見とれてしまう。
気温は土日と変わらず零下3度とか4度だが太陽の光がないのでもっともっと寒く感じた。
自然現象?
この現象が起きるのが自然現象なのか、大気汚染の結果なのかよくは知らない。澄み切った青空の日もあるので、単純に大気汚染の結果とも思えない。三方を山に囲まれた盆地のような北京は霧や霞が滞留しやすいのかもしれない。あるいは多少の大気汚染に反応して霧や靄が発生しやすいのかもしれない。
いずれにせよ、灰色の空にオレンジ色の丸い太陽が浮かぶ景色がいつも印象に残る。