寒い季節には鍋料理ということで、北京の日本人には有名なきのこ鍋の店「小背簍」(シャオベイロウ)に出かけた。こちらの店も火鍋のお店と同じ様に一人用鍋を使う。
前菜を頼んで食べながら、まず最初に、スープを選ぶ、スッポン、烏骨鶏、鶏と茸の3種類がある。私は、本当の烏骨鶏を食べたことが無かったので烏骨鶏を選ぶ。韓国に行って参鶏湯も食べたけれど、高級なところで食べたことがないせいか、みんな普通の白い鶏だった。今回は初めて黒い鶏。
次に、つけて食べるたれを2種類選ぶ。これは本当にたくさんあって、火鍋と同じようにごまだれもある。私は写真の唐辛子とニンニクとポン酢を選んだ。小さな椀にこれでもかという位、唐辛子が出てきてびっくりした。
注文した茸と牛肉
続いて、食べ物を選ぶのだが、メインの茸のを選ぶ。これは本当に数が多くて知識がないので選ぶのに苦労する。値段も高価なものがたくさんある。すごく希少な茸だったりするのだろう。ようやく茸を選び、牛肉と野菜も頼んで注文終了。
豆苗
早速鍋を開始。烏骨鶏のスープで食べる茸がおいしい。茸自体にそんなに味が無いが食感やスープが絡んだ味を楽しむ。豆苗などの野菜や牛肉もなかなかいける。時々、鍋のそこに入っている烏骨鶏も食べてみた。本当に真っ黒い鶏だ。普通の鶏よりも味が濃くておいしい。
締めの麺類もおいしいスープでなかなかのものだった。
冬の寒い日には鍋料理がありがたい。きのこ鍋に限らず、北京の典型的な料理が火鍋というもの、北京のこの気候を考えればよく分かる。
小背簍は中華とすれば、火鍋などと比べても値段はやや高め。あまり高い茸を注文しなくても安くはない。小背簍自体が高級なお店なのだろう。飲み物にビールだけ頼んで一人200元(約3000円)程度。ビール以外のもっと高いお酒を飲むと当然、値段も高くなる。他にもきのこ鍋のお店があるのでそちらの開拓も必要と思った。
小背簍
住所:朝陽区団結湖北五条甲1号
電話:6593-6593、8597-8135