北京の秋の夕暮れ

by Shogo

暖かい日が続く。最低気温が12度もあるので、上着も要らないくらいの陽気だ。国慶節明けには最低気温が5度だったので、夏の衣類をクリーニングに出そうとしたが出さなくて良かった。

ただ、これから北京は冬に向かって温度が下がるはずだが、法律で11月15日以降しか暖房は入らない。北京のほとんどの家には多分、市政府が供給するスチームを通す暖気という暖房機が設置されているが、これは11月15日以降でないと機能しない。このため、11月に入って気温が下がっても暖房もなく寒いままだ。冬にはこれがあるので部屋の中はぽかぽかだが、それもともかく11月15日以降のこと。私のアパートはエアコンがついているし、光熱費も含まれているので分からないが、このスチームの暖気のおかげで、一般家庭でも冬の暖房費はきっとほとんどかからないかかかってもかなり安いと思われる。

「北京の暖気費は年払いで(4ヶ月ですけど)2000元前後」だそうです。一ヶ月500元(約7500円)程度の暖気費を払うということのようです。

9月に入ってから、青空の日が多く、遠くの郊外の山まで見えるが、大気汚染はオリンピック期間中と比べて悪化したようだ。そのため、11日から新たな規制として平日はナンバープレートの末尾の数字で2番ずつ使用制限が始まった。オリンピック期間中の偶数・奇数の制限の50%削減から、20%削減ということになったが、私の目には効果はあまり見られない。大気汚染は目に見えないので好転したのかどうかは分からない。それ以前からも青空の日が多く、遠くの山が見える日が多かったこともあり、11日以降の規制が始まった以降も霧の日があったりするので、20%削減では大きな効果はないか、そもそも北京のスモッグというか霧というかは大気汚染と大きな関係は無いのかもしれない。

写真は北京の北東部の三元橋からの夕焼け。郊外の山まできれいに見えている。

夕方の渋滞は相変わらず。渋滞の下を右から左に通っているのは、空港高速で、こちらはあまり混んでいない。 上の写真で、真ん中付近の影になっている高いビルの右で遠くに光っているビルはオリンピック公園のとなりに建つ7つ星ホテル。オリンピックの期間は良くテレビに映っていた。上部の形が、人によって竜の形という人と聖火の炎という人がいるが、変わった形をしているビルだ。

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