桜の咲き始めた春のような日から一転、あられの降る寒い日になった。この季節はこういうことが多い。今週末はまた晴れるようなので遊びに行けるだろう。今朝も雨で犬の散歩はお休みでのんびりしている。
貴州の旅行の続き。この旅行に行ったのは昨年の3月末から4月初めにかけて。ちょうど1年たった。戻ってから忙しくやっと写真のデータをHDDに移した。行く前から貴州は一年中曇っていると聞いていたが、実際に雨か曇りで太陽は旅行中の6日間、一度も見なかった。それでも寒いということもなく2月に行った雲南と同じくらいか。
朝に北京を発って昼前に貴陽に到着。空港で旅行のメンバーと会う。8人のうち、アメリカ人が一人、日本人は私一人、後はヨーロッパ人。それに中国人ガイドと運転手が二人。運転手が二人の理由は山道が多く、疲れるので交代要員がいるということだった。旅行は、貴陽から最後の桂林まで2,000kmの大バス旅行だ。
貴陽から200km東の凱里まで高速道路で2時間少し。 凱里郊外でいくつか少数民族の村を訪ねた後、夜に市内に入り、名物のトウガラシで真っ赤な、しかも酸っぱい魚の鍋を食べた後はホテルにチェックイン。きれいな近代的なホテルだった。
ホテルはスタジアムの前。朝早くホテルから散歩に出かける。旅行の時も朝歩くのが日課だ。単に朝が早いということもあるが。
スタジアムの先には、大きな公園と一体化した凱里の市庁舎と思われる建物があり、その前の毛沢東の人民に尽くすというようなスローガンの書かれた大きな碑がある。
そこを過ぎると街の外れで、そこに洗車場があるが「洗車の王国」と日本語で書かれたサインがある。もちろん日本人向けではなく現地の人が対象だが、日本をイメージさせたほうがサービスが良いとか高級とかの感じを出せるのだろう。日本で英語の名前をつけたりするのと同じだ。