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香廠路の市場の続き。中国は国土が広いからか全体の物価が安いからか、果物や野菜といった農作物は何でも安い。大体何でも一斤(500g)いくらで量り売りだが、日本の感覚からすると桁違いという感じだ。先週歩いた時に北京郊外の村にもビニールハウスを見かけたが、北京周辺からでもたくさん作物が入ってくるのだろうし、もっと暖かい地方から運ばれるものもあるのだろう。
日本にも中国野菜として入っている物も多いが、それでも見たことのない野菜もある。私が知らないだけという可能性もあるが。
日本食品を売っているようなスーパーの野菜は日本と同じようにパックになっているが、ここではそのままどーんと積まれているのが気持ちいい。こちらの人が行くようなスーパーも地元資本の京客隆とか、外資のカルフール、ウオールマート、イトーヨーカ堂などがあるが、まだまだここの市場のような場所があちこちにあり、大手のスーパーに客を取られているという雰囲気はない。
この項続く