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将棋かトランプをする人も何組か見かけた。 この電線はどうしてここで止まっているのだろうか。 まるで春のような光に川も光る。 北京の外城にいくつかある門の一つの永定門が残っている。永定門から北側は細長い公園になっている。外城の南側には、他に左安門と右安門があるが門は残っていない。といっても、この永定門が当時のものかは知らない。 凧が高く上がっていて、その赤さが青空を引き立てている。
天壇公園の南門を出てさらに南に歩くと、100ｍくらいで護城河という川に出る。この川は名前の通り、北京の外城の堀であった運河だ。北京の南を一直線に東西に流れている。
葉が落ちたり紅葉している木が多いが、柳の枝はまだ緑だ。天気が良いのでたくさんの人が散歩している。川の向こう岸は、外城を壊して造った第二環状高速が通っている。この外城が築かれたのは、明の時代なのでそう古いものではない。明は元の時代の大都（当時の北京）をやや南に移して、城市を建築した。
