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孔廟の西隣に国子監とう学校がある。古来より東に廟、西に学というようにセットで作られてきたそうだ。官吏の養成が目的の学校である。科挙を受ける人もここで学んだそうだ。
孔廟から門をくぐると、 国子監になっている。入場料もセットだ。
門をくぐった場所の前庭は、現在は駐車場に使われているようだ。
太学門。大学門ではないようだ。
中には瑠璃の石碑門が見える。
これと同じようなものが、朝陽門の東の東岳廟のところにもあるのを見かける。
中心にある建物が辟雍と呼ばれ、皇帝はここで年に一度講義をしたそうだ。
皇帝の教壇。授業はどんな感じだったのだろう。
辟雍の周りは蓮の池に囲まれている。
屋根の飾りも皇帝仕様になっているのだろうが、高くてよく見えない。
辟雍を孔子の像が見つめている。
辟雍の回りは回廊のように教室や書庫が並んでいる。
この項まだ続く。