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王府井周辺にはあちこちに、近辺の駐車場の駐車可能台数の表示板がある。これは結構便利そう。日本にも欲しい。携帯経由で情報を取れると聞いたことがあるが、携帯経由だと結局は有料だから、北京のシステムがいい。
でもこれは、詳しくは分からないが、王府井周辺以外では見た記憶がない。例えば、国貿のエリアも同じような繁華街だが、この表示板は無い気がする。
北京は、市政府などの主導で新しい施設やインフラから作っているので、こういうものを導入することが可能だろう。日本だと、民間の駐車場に駐車可能台数をリアルタイムでデータを外部に出すことを強制できないかもしれない。
もうひとつは、インフラごと最新の設備を最近、導入し始めているからできることだろう。何も今まで無かったので、１から最新のものが導入できる。四川省の山の中で携帯が通じたが、そういう場所は固定電話は使えなかったところで、固定電話網を飛ばして携帯電話網を導入したからだろう。
日本などの先進国の新技術導入の弱点は、レガシーなシステムとの互換性や有効利用を考えなければいけないことだろう。その意味で、中国はこれから日本より進んだ最新システムをどんどん導入していくのだろうとぼんやり思う。
