Googleが、女子バスケットボールと女子バスケットボールW杯のグローバルパートナーに

by Shogo

Googleが、バスケットボールの国際統括団体、FIBAスポンサーシップ契約を結んで、女子バスケットボールと女子バスケットボール・ワールドカップのグローバルパートナーとなった。Googleのような企業になるとスポーツマーケティングを活用してすると言う選択肢はないように思われるが、実際は実はいくつかのチームや団体のスポンサーになっている。

スポーツマーケティングの効果

一般的に行ってスポーツマーケティングの効果は以下のようなことが考えられる。

・メディアやイベント会場での露出により、そのスポーツのオーディエンスにリーチする(これはオリンピック では無い)

・スポーツのイメージ、一般的には若々しさ、規律、スピード感などと自社を関連付けることにより、ハロー効果を狙う

・スポーツの組織内部のビジネスやイベント運営に自社の商品サービスを売り込む

・スポーツやイベントに自社の顧客を招待することにより販売促進を行う。

・上記のようなスポーツマーケティングのメリットを競合他社が利用できないように排除する(一般的には一業種一社制のために)

バスケットボール好き

Googleはスポーツマーケティングでは、バスケットボールとの関係が深い。2017年に、NBAのトロント・ラプターズとGoogle Homeの発売に合わせて契約を結びでいる。その後、この契約は2021年にはトロント・ラプターズの親会社のMaple Leafs Sports & Entertainment(MLSE)との契約になり、MLSE傘下の他のチームとの契約に発展している。

また、2018年にNCAAと契約を結んで、大学スポーツのスポンサーシップもポートフォリオに加えたが、これもバスケットボール目当てだったのでは無いだろうか。

2019年には、地元、サンフランシスコのNBAチームゴールデン・ステイト・ウォーリアーズと契約をしている。このときの対象はGoogle Cloudで、チームの公式パブリッククラウドプロバイダーとなった。

NBAとの関係は、チームにとどまらず2021-2022年シーズンから全米バスケットボール協会とGoogle PixelをNBAの公式フォンとして複数年の契約を結んでいる

以上のようにGoogleはバスケットボールが好きな人がいるようだが、それ以外でも、東京オリンピック も対象になった。東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルサポーター契約も行い、Googleは組織委員会に対してインターネットを活用した情報及びナビゲーションサービスを提供した。

そのスポンサーシップは2022年に、モータースポーツまで広がり、McLaren MX Extreme E Teamと契約を結び、そのF1カーには、上部のAndroidのロゴが入り、タイヤは、ブラウザのGoogle Chromeのロゴになっていて、他のスポンサーよりは目立つ仕様だ。

そして、最新が女子バスケットボールと女子バスケットボール・ワールドカップのグローバルパートナーということになる。資金が豊富だから、その気になればなんでもできるだろうが、バスケットボール好きは変わらない。

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