歯周病対策

by Shogo

歯に、飲み物や食べ物が滲みて痛くてたまらず、大学のそばの歯科に通っている。定期チェックやクリーニングではなく、症状があって歯科に行くのは、少なくともこの10年以上なかったことだ。広島にいる時間が長くなったので、かかりつけの歯科に行くのは、春休みと夏休みの年に2回になったこのためにクリーニングの回数も年に2回に減ったことが関係しているのか、老化なのか、歯に滲みて痛い。

随分前に歯周病が全身の健康に関係あると言うことを聞いて、ずいぶん驚いたものだ。体と歯は関係ないものと勝手に思っていた。しかし、考えてみれば歯も体の一部で血管でつながっているから、口の中の問題が全身に影響するのは当たり前のことだ。

滲みる口でコーヒーを飲んでいると、歯周病と健康の関係の記事が出てきた。その記事によれば、歯周病と関係のある病気は、糖尿病、肺炎、心血管系疾患、私には関係ないが、妊娠中の合併症、認知症、関節リウマチや骨粗しょう症などだそうだ。

ただし、これらの病気の中で、最も明確な関係が証明されているのは糖尿病だそうだ。歯周病は糖尿病のリスクを高め、その逆も真という事例がたくさんある。しかしながら、このメカニズムは明確にはまだわかっていない。歯周病によって起こされた炎症がインスリンを能力を悪化させるのかと疑われているようだ。歯周病の治療をすれば、糖尿病も改善すると言うデータもあるという。

心血管系疾患については、韓国で行われた25万人を対象とした研究で、10年間の間に定期的に歯を磨き、クリーニングしている人は、歯の衛生状態が悪く、歯周病が発生した人に比べて、心血管の問題起こす確率が低いと発見されている。

それでは、歯周病にならないための対策は、というと、普通の歯磨きしか方法がないそうだ。記事によれば1日に2回以上、歯磨きをしてデンタルフロスを使うべきということだ。歯磨きは1日2回ではなく、朝起きた時と毎食後にしているので、倍の4回しているが、デンタルフロスは毎日をしていない。これが問題なのかもしれない。

歯によくないこととして、砂糖の入った食べ物や飲み物はいけないのがよくわかっているが、炭酸水もいけないようだ。会食の時など、このところ禁酒をしているので、ずっと炭酸水を飲んでいるので歯を痛めているのかも知れない。

しかし、最大の問題は、会食や飲酒で長時間、飲んだり食べたりが続くと、唾液が洗い流されてしまい、多くの問題が発生することのようだ。唾液には口の中を保護する働きがあるが、その保護レベルまで達するためには、20分から30分もかかるという。飲み物や食べ物が口に入ることが続くと保護機能が働いていない。会食では当然食べたりが続くが、昼間も調べ物をしたり原稿書きながら、常に何か飲んでいる。おやつも食べる。これが問題なのかもしれない。飲んだり食べたりの時間を限定して、その後は歯磨きをして唾液レベルが戻るまで待つべきだ。だが、これは難しい。別の本では、人間はストレスを感じると飲んだり食べたりでストレスを軽減しようとしているらしいからだ。

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