FIFAワールドカップ2026のロゴ発表

by Shogo

FIFAが、FIFAワールドカップ2026北米大会のロゴを発表した。このロゴは、今までに発表されたどんなロゴとも全く違ったユニークなものだ。まず、ロゴと聞いてイメージするまとまりのある形をしていない。その形はパソコンのスクリーンのような長方形の横長だ。

それから、驚くことに、真ん中にFIFAワールドカップのトロフィーの写真が入っている。この写真が入っているところが驚きだ。写真が使われたロゴは、史上初ではないだろうか。

今までのFIFAワールドカップのロゴではトロフィーをモチーフにしたことが多かったが、イラストになっていたりデザイン化されていた。今回は、トロフィーが写真でそのまま入っている。

そのトロフィーの写真の下にデザイン化された26の文字が大きく入り、その周りを虹色の図形が取り囲んでいる。その図形の数は、開催都市の数と同じ16だそうだが、数えていないので本当かどうかわからない。そして、その鮮やかな図形の形は、ミズーリ州カンザスシティーの滝やメキシコシティーのピラミッド、トロントのスカイラインなど、開催国の都市をイメージした形になっているそう。だ。これは何度見てもよくわからない。

このロゴは、今までのように印刷物などに記載されることを前提としているのではなく、ウェブ上で変化することを前提としているもののように見える。2028年のロサンゼルスオリンピックのロゴは、形はロゴの形をしているが、その中の要素が変化するムービング・ロゴとなっている。

LA 28のLと28は固定だが、Aは様々なものに変化する。印刷物では基本的なLA 28の固定したものにならざるを得ないが、ウェブやテレビ放送系のメディアでは、常にロゴが変化すると言うことになるのだろう。

それと同じように、FIFAワールドカップの、この四角形の色と形が、ウェブ上で変化することを想定して作られているものと思われる。

これは、我々がインターネットと様々なディスプレイに囲まれて生活している社会の反映としてロゴの意味が変わってきたことを表している。

かつてスポーツ大会のロゴや会社のロゴをデザインする仕事に関わったが、その時には印刷物などのモノの表面にプリントすることを前提として考えているのでロゴが変化すると言うような発想もなかった。時代は変化を続けており、既製観念が固着した老人には出番がないということがよく分かった。

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