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雲南省元陽まで棚田を見に行った。その時に、夜明けの棚田を見るために行ったのは、多依樹村 Douyishuだ。宿泊した新街鎮からタクシーをチャーターして1時間弱。
朝一番に真っ暗な村を通り抜けて棚田まで行ったが、太陽が登りきったので、また村に戻った。展望台から村までは尾根の道を10分弱歩いて、谷に降りる道を下っていく。
暗いうちは良く分からなかったが煉瓦造りの家はなかなかきれいで雰囲気がある。少なくとも北京のグレーのペンキが塗られた家に比べればはるかに好ましい。それに、後で行った観光用の村ではなく、普通の人が暮らしている村なので、人工的な気配はない。あまり、観光客は来ないのか、遠巻きにこちらを見ている人と話しかけにくる子供に分かれる。と言っても敵意のある雰囲気は無いので、普通にすれ違う人に挨拶するが、向こうも挨拶を返す。私の発音やカメラで外国人と分かっているだろう。
村には色々な生き物がいて驚いた。それぞれの家に一匹は犬がいるようで、すべて放し飼いだ。それから、牛や豚がたくさんいる。特に豚の子供がたくさんいてかわいい。生まれたてのヨチヨチ歩きの豚もたくさん見かけた。鶏や鴨といった家禽類もすべて放し飼いで歩き回っている。