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大柵欄近くの市場の続き。中国の市場が写真的に良いのは、すべて量り売りで食材が露出していること。これが日本のように発砲スチロールにのってラップされていたら、綺麗には見えない。中国の市場が生き生きと見えるのは、すべてのものが裸で迫ってくるからだ。その点、日本は包装されて消毒された、去勢されたような生しかみえない。
これは、ある部分、人間にも当てはまって日本人の態度は生の本質を露出させない、どこか自分にもよそよそしいような感じがする。これは自分だけの感覚かもしれないが。こういうことが最近の日本の経済状況に反映しているのなら、少し考えないといけないかもしれない。でも、少なくとも反映されているのは、日本の外交下手の点だ。これは政治でもそうだが、企業のレベルでも海外の要人と踏み込んだ関係を作れる人は少ないようだ。これは、自分を剥き出しにして関係を作ろうとしないからだろうか。
とは言え、関係は国力や重要性の裏返しでもあるのも事実で、中国の習副主席が訪米してオバマ大統領と良い関係を築いたというが、これがどれほどのものか誰にもわからない。 日本の歴代首相と同じ程度かも知れないし、中国の国力を考慮した表面的なものかもしれない。
先週から花粉と酒の相乗効果で疲れ気味。しかも夜になるとまだ寒い。寒さと花粉のダブルパンチだ。昨日は大きな長い地震があり一瞬、昨年のことを考えた。良いニュースで言えばU-23がオリンピック確定、楽しみが増えた。